ドルオタ脳内一人会議

オタクです。頭の中の独り言キャパが限界突破。

【HiHi Jets】ライブに行った感想【五騎当千】

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去年の2021年11月。HiHi Jetsファンの姉に連れられて、彼らのライブに行きました。
にわかだったものでペンライト操作にもたついたりお馴染みであろう曲がわからなくて勉強してくればよかったな…と感じたりはしましたが、すごく楽しかった。「ああ、ジャニーズだ……」と思いました。
ジャニーズのライブって思い返したら約10年ぶりだったんですよ。多分。勿論各グループで雰囲気は変わりますし、私もたくさんのグループのライブに行ったことがないので「ジャニーズ」と一括りで語れる人間でもないんですけど。でもジャニーズってどのグループでも確実にジャニイムズってものが見えるじゃないですか。“THE”っていう。
この日、HiHi Jetsが私のジャニーズライブ人生の原点回帰をさせてくれたように思います。

最近このライブが映像化されると見かけて、そういえば楽しかったなあと思い返したので今更ながらに感想を書いてみます。


まずシンプルに。「ローラースケートでそんな踊れるもん?」という驚きがありました。
若くて体力があるからとかそんな理由じゃない。あれ履いて踊るって踏ん張りきかないですよね?きっと。随分前にキスマイを見てたときもそう思いましたが、HiHi Jetsはそのローラースケートでの演出が多いように感じました。履いてる時間が長い。
正直なところ彼らのダンスがうまいという印象を持ったことは無かったんですけど(すまん)、あれに関してはうまい下手の問題じゃないと思うんですよ。

ローラースケートを履いたままライブとしての完成度を下げず、アイドルとしての振る舞いも忘れず、尚且つこれこそ強みですよ。と言わんばかりにアピールするってすごく、それはもうすんごく難易度が高いんではないか?って思いながら見たんです。

しかも、これ結構同意してくれる人も多いんじゃないかな?と思うんですが……。ローラースケートとかアクロバットって、案外地味に見えたりしませんか。
本人達の労力には釣り合ってないであろうレベルの見え方になったりする。バク転バク宙なんかは派手ですけど、ローラースケートで坂を昇り降りって目の前ででも見なきゃ下手するとステージの派手さに噛み合わないくらいにしょぼく感じるよなあって思ってたんです。特に会場の上の席から見ていると、坂の“坂感”が無かったりして余計に。

HiHi Jetsのライブではそう見えなかった。ローラースケートでの演出を魅せるところまで持っていけてるからなんだろうなと感じたんです。
ジャニーズお家芸フライングと似てるなと感じたんですけど、フライングも現実的に考えると大変そうなのに、見慣れるとああまたか、くらいに見えてきます。
でもフライング一本で「すごい……」と思わせてくれる人が居ます。例えば……というかこの方しか居ない!はい、堂本光一くんです。光一くんのフライングを見て凄まじいものを感じるのって、光一くんがフライングを極め、それをお客さんに提供できる究極レベルまで高めた状態で披露してくれているからなんじゃないかなと思うんです。綺麗に飛ぶだけじゃああならないですよね。

使う素材(アイテムや演出)を腐らせるのか生かすのかっていうのは、その人の取り組みによっていかようにも変わります(勿論監督さんとか演出家さんの意向とかなんか色々絡み合うんでしょうが)。ローラースケートをいくらでもダサく見せちゃうことも可能だと思うんですよね。
ジャニーズはそうじゃなくても好きじゃない人に馬鹿にされがちな演出をたくさん取り入れるじゃないですか。なんとも言えない謎衣装とか、舞台のストーリーのトチ狂い具合とか、ステージ上での小さい男の子たちの狂乱の水浴びとか。ジャニーズ好きでも大笑いできるくらいのことを大真面目にやってくれてるのがジャニーズタレントさんたちで、我々ファンはいつでも彼らに感謝して全てを享受しています。いや笑ってるけど。ごめん泣くほど笑ってるけど。

ローラースケートを上から義務付けられた演出、という感じを出さず、かつライブの中でのかっこいい演出に仕上げたHiHi Jetsすげえ。と思いました。

そしてライブを通して印象に残ったことがありまして。
それは、彼らの「自分達はもっと上に行く」という意思表示です。

完全に個人的な考えなのですが、アイドルってやっぱりピラミッドだな、と思うんですね。明確にトップがある。
そりゃあ人間は皆オンリーワンですよ!一人一人に個性があって、誰と比較してどうこうって思わなくていい。でもアイドルってフィールドだから。個人で完結する世界じゃないんです。
「トップ争いなんてくだらない。自分達は自分達だけの音楽を自分達なりにやる」って、例えばそう言うアイドルグループが居たとして。その人達が全く売れてなかったら?悲しいけど彼らの言うことは誰も気にも留めないですよね。存在自体知られてない人の言葉は、目や耳に入ったところで売れてねえ奴の負け惜しみにしか感じないと思います。それが例えその人の心からの本心であったとしても。

アイドルになる、なりたい、という人の大半はスターへの憧れが動機にあると思います。BTSみたいになりたい。TWICEみたいになりたい。夢を見るという言葉は今の自分から遠く離れた理想の姿を描いて使われると思うんですけど、アイドルとしての夢の先って、結局「売れなきゃ叶わないやつ」が多いはずです。売ってくれる人達、アイドル本人、ファン(買ってくれる人達)、3柱で支え合わないと成立し得ない場所です。

「トップなんてどうでもいいよ。オンリーワンだよ」
現役でアイドル界に身をおいていてこれを言えるのは、ナンバーワンになった人達だけなんじゃないか。その人達が言うからこそ生まれる説得力があるんだと、そう感じるんです。

理想を追ったり野心を持って活動してくれるアイドルは、応援している側としても非常にありがたい存在です。いや別に自分ランキングとかどうでもいいんで……なんて言ってる人(が居るのかはわからんが)よりも遥かに応援したくなります。
一位になるだとかドームでライブするだとか、全国47都道府県制覇だとか、形はその人によって違うでしょう。そこはなんでもいいんですよ。他所から見て大きかろうが小さかろうがどうでもいい。

我々はアイドルから提示された夢に、彼ら彼女らを押し上げていくだけです。我々の希望なんぞ関係ない。希望はアイドルにこそ持っていてほしい。それを叶えさせるのがこっち側の人間の務めです。
そうやっていたらいつの間にか踏ん張ってよいしょよいしょと押してたはずの自担の夢の上に乗っかっているんです。乗っけてもらった先で、色んな鮮やかな世界に連れて行ってもらえる。と、そんな風に思います。

この記事を書くにあたり、ライブのタイトルである「五騎当千」とはどのような意味を持つのだろうかと考えてみました。タイトルについてご本人がどこかで言及しているかもしれませんが、ここでは個人的な解釈を失礼しますね。

これ一騎当千から作ったタイトルですよね。

dictionary.goo.ne.jp

一人の騎兵が千人の敵を相手にできる意から、ずば抜けて強い勇者のこと。転じて、学識・経験・手腕などが人並みすぐれた実力者。


これですよ。わかりますよね。伝わります、彼らの「俺らまだまだこんなもんじゃねえ」感
一人で千人力。自分達は五人居て、全員がその千人力の実力者である。という、ある意味とてつもなく傲慢な、だけど痺れるような主張。若い彼らが使うからこそかっこいい気がする。
また違う面から読むと、一人では無理かもしれない。だけど、五人居れば成し遂げられる。という、自信と信頼の証かのような暖かいタイトルだと感じました。


HiHi Jetsの暫定の目標はデビュー、のちに東京ドームでしょうか?そんなようなことを言っていたような??
なんにせよ彼らはきっと叶えるのだろうと思います。ファンの皆さん、安心して推していきましょう。

熱く語ってしまいましたが、最後に各メンバーの印象を書いて終わりにします。
読んでくださった方ありがとうございました!


・メンバーの印象【髙橋優斗】
序盤の第一印象→中堅演歌歌手。
ライブを見終えて→司会進行。司会役はジャニーズのグループにおいて極めて重要なポジションであり、個人的には司会の人のキャラで結構グループの空気(ファン側から見た色味みたいなもの)が作られると思っている。
髙橋くんはとにかく声を張ってたイメージが残ってる。謎に「でえー------す!!!」の声だけまだ思い出せる。当日はどの程度の力加減で行けばいいのか、どこまでネタを引っ張ればいいのか、そのあたりに緊張具合が表れていて初々しくていいなと思った。村上くんみたいな路線に行ってほしい。


・メンバーの印象井上瑞稀
序盤の印象→優等生故に少し融通が利かず頑固。己にも厳しい。しつけはしっかりされてきました。
ライブを見終えて→綺麗系と可愛い系のミックス?リスっぽい。声が綺麗なので歌で勝負したい。歌唱力はまだ発展途上で伸びしろ半端ない。極めてほしいと強く願う。声が柔和なので女子の歌をソロでカバーしてほしい。うまくなっていく度にオタクの中での伝説を作り出していくタイプだと思う。


・メンバーの印象橋本涼
序盤の印象→赤西仁
ライブを見終えて→全てのアクが根こそぎ抜けた赤西仁。ふわっとしてる。喋りと歌でギャップが一番あった。演者系。自分をどう見せたいかのセルフプロデュースがはっきりしているので見てて安心する。けど悪のオーラが身体から全く出てこない。見せられているキャラとこっちが受ける印象のその差異が不思議な違和感を生んで惹きつけてくる沼タイプ。沼というか湖。

・メンバーの印象【猪狩蒼弥】
序盤の印象→ヤンキーの子ども。
ライブを見終えて→ラップ担当というイメージに加えて、一番なにくそ根性を感じた。一石投じてやろう。という精神が見える。野心のある人は他を引きずることができるので、攻め続けていってほしい。ラップの時の声がとてもいい。絶対もっとうまくなる。言葉の強さを持っているタイプのようなのでここぞという時の演説は彼にやってほしい。

・メンバーの印象作間龍斗
序盤の印象→中年俳優の若かりし頃。
ライブを見終えて→器用型に見える。何に対してもセンスがあってわりとスマートにこなせる平均値の高いタイプっぽい。我が強くなさそうだけど、自分を見せたいっていう意思がパフォーマンスに表れていていいなと思った。スタイルもいい。あとたしか声もいい。バランスがよくグループの支えになってくれそうな緩やかな安定感。

【SixTONES】髪の長い高地優吾の可能性

最近SixTONES見てて思うんですが。

 

高地くん。いや高地くん?

かっこよくなってない?

 

勿論皆イケ度上がったけどさ。しかもここ一年で激変のイメージ。

いやはや。デビューとはかくも。

 

SnowManもそうじゃない。

随分とオーラ変わったなおいおい。っていう。

 

今までジュニアを追ってたことが無かったからわかんなかったな。

デビュー前からのデビュー後のこの変わりようは見てて感動を覚える程ですよね。

 

さて、高地くん。

高地くんてビジュアル安定してるのに若干のスタイリング迷子っていう印象が。

 

例えば樹くんとかは安定感ある。

自分に似合うのこれなんで。っていう空気を持ってるから、多少髪型変えてもしっくり感じさせることができる。

 

高地くんは見ててカッチリとハマるところが難しいんじゃないかって印象があった。

 

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基本こういう。このイメージが強い?

このくらいの形がベースであとはちょい伸ばすか切るか。髪色変えるかどうか。前髪下ろすか分けるか。

 

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こうです。

 

若干のクセ持ちっぽいというかちょい扱いにくそうな髪質に見える。毛先が特に。

 

髪質の見え方を変えればよさげ?

 

というのもこちら。

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上のストレートバージョン(前髪分け)です。

 

こうなるとちょっと印象変わる。

違いは顔に掛かる部分がサラッとして見えてるか、うねって見えてるか。

 

サラッとめの方が高地くんの場合似合うんでは?

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どうすか。

 

高地くんて髪ウェービーかつウェットにセットされると髪のクセの扱いがまだ身についてない思春期の男の子のように見えるんですわ。

この例え伝われ……!!

 

簡単に言うと

垢抜けて見えない。

 

それが。

サラッと感を出すと途端に大人びて見える。

どう?

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なんかこう、いいとこに来た。来てるぞ。

 

カッチリとハマるところが難しい。

それはつまり言い換えると、

 

カッチリハマれば最強ということです。

 

と思っていた近頃。

 

やって参りました。

 

私的カッチリのスタイリング高地優吾

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これやん。

もう一度言う。

 

これやん。

 

いやかっこよ!!

サラッと艶感プラスちょいクセ。

↑はかなりウェッティだけど長さがあるから流れがあって艶っぽく見える。

それがサラッと見えにも繋がる。

 

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これとかさ。

どうよ!

 

髪が長めでちょっとサラツヤになることでやんちゃボーイ的なクセの感じが消える

 

よって、大人感が現れる

 

そうすると高地くんの持ってる

柔らかさ、清潔感、男性っぽさ(not男くささ)

が見事に映える。

 

高地くん髪の色暗くてもサラッと感出せば重たく見えないからとてもバランスよくない?

 

個性がある。だけじゃ髪型はいかんのだ。

個性が生かされてる。に髪型の真髄はある。

 

かっこいいよ高地くん……!!

そのまま突き進んでください!!

 

以上。高地優吾くんに学ぶスタイリングの重要性でした。

 

 

 

 

【マクユ】NCT127・週間アイドルのパートナーマッチングゲームにおけるマークと悠太【考察】

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こんにちは。草の民です。

(多分)マクユ伝説の始まりとなったバラエティ番組でのマッチング企画、【NCT127のソウルメイト】


そのまま観るだけでも十分に楽しめるけど、細かくさらっていって更に楽しみたい。みんなで愛でようマクユ。という趣旨のもと、心理の世界と考察が趣味の私がマークと悠太の様子をメインに、あの時なにが起こっていたのか?を書き綴っていきます。ぜひ一緒にあのマッチング企画を振り返ってみましょう。


はじめに
この記事はあくまで客観的な主観をもとに書かれています。どなた様の見方も批判・否定するものではありませんのでどうぞご了承ください。
また、ネタバレありきで進みます。まだ本編を御覧になっていない方がいらっしゃいましたら、先にまっさらな気持ちで本編のご鑑賞をおすすめいたします。(weekly idol ep410で検索!)

 

私事になりますが、数年前にこれと全く同じ趣旨の企画を数回行ったことがあります。同性同士のマッチングものです。面識のないメンバーで集めたので、グループ内でどうこうっていう企画とはまた違うんですけども。必ず一人お気に入りを選んでもらい、公開で告白をするというものです。そんなような番組って結構ありますよね(笑)
その時に私は、「人って環境からこんなにも感情的な影響を受けるのか!」と思っていました。
例えばオーディション番組の通称プデュなんかもそうですよね。特に日本のプデュはわかりやすかった。元々デビューを目指す練習生から作られる本国版プデュとは違い、最初からどうしてもデビューしたい!と思っている人は少なかったはず。ほんのりした期待を込めて応募して、参加しているうちに本気になっていく。それが自然な流れです。

 

“参加しているうちに本気になっていく”
ここがミソです!(笑)

 

さあ、いりちるのソウルメイト【マクユ編考察】いってみよーう!

 

見やすいように日本語字幕をつけてくださっている動画をお借りしました。
(動画主様には許可をいただいております)

 

www.youtube.com

www.youtube.com

この動画を観るだけでもかなり楽しいですよね。編集って大事なんだなあ。

 

ポイント毎に書いていきます。

 



結構ある!(笑)
早速参ります!

1《奇跡の組み分けと「本人も気づかなかった運命の相手を見つけていきましょう」》

まずはゲームの始まり。ここで面白いなと思ったのが「本人も気づかなかった運命の相手を見つけていきましょう」という司会の方の言葉です。
人間は高機能な生き物なので、例え気に留めていなくても一度耳に入った言葉は意識の下に置かれます。この場合どういう効果があるのかと言いますと、“本人も気づかなった相手” つまり、「お決まりじゃない人があなたの運命の相手かもよ?」と吹き込まれたということです。自分が選んだら意外だろうか?と感じるような相手を選ぶことが許された。
逆にこの一言がなければ、全体的に “よく見るペア” になっていたかもしれません。 完璧な前振りと言えよう。

 

ゲーム説明のあと、組み分けが行われます。
この企画でのマクユ成立は神掛かった小さな奇跡の連続から生まれたと私は感じているのですが、第一の肝心なポイントは【同じ色になったらペアになれない】という基本ルールが存在するところにあります。その時点で単純に半分の可能性が消えるからです。
推し二人が同じ色になった人はちょっと残念。推しが分かれた人はドキドキできる。なんという不条理の極み。このようなゲームはLGBTがテーマでもない限り男女で分かれることになることがほとんどなので、これは同性同士だからこそ活きる設定ではないでしょうか。
今回人数が奇数だったために最後はあんなことが起こりましたが(バラエティですしね……!)、順番が鍵でしたね。二番手で行こうとしたテヨンを何気なくマークが止めたあの瞬間も、小さな奇跡の一つに違いありません。

 

2《イルドン編でのマークと悠太の様子》

くじ引きの結果、見事マークと悠太は青と赤で分かれました。
選択権のある青組、トップバッターはテイルです。(余談ですけどふっつーにイルドンに悶えてたらもう全然作業が進まねえのなんのって)
イルドン編の間のマークと悠太を見ていきます。
まずマークはわかりやすいですよね。こういう企画自体とてつもなく苦手であろうことが一目でわかります。アイドルってつらいねマクリ。

それにしてもどうしてこんなに暴れているのか?見ているのが恥ずかしい!という気持ちは表面上でわかります。
が、この動作はもっと内面からの働きかけによるものなんです。……おわかりですね?
この時点で悠太を選んでいるから、です。
え?ガチなの?と聞きたくなりますが、見ればわかる。マークだけガチです。悠太への気持ちの話ではなく、ゲームへの取り組み方の話です。

この点については見進めていくとよくわかりますが、マークがある意味真摯にゲームをしているおかげで、マークの番のとき立候補者の三人の緊張の仕方がマークに引きずられて変わっていきます。ジョークで抱き締めたら相手が予想外に赤面したせいで釣られてこっちも真っ赤になってしまう。みたいなシーンが恋愛漫画とかにあると思うんですけど、そんな感じです。また、マークはマークで自分の番が終わると緊張から解放されたかのようにすっかり落ち着きを見せた態度になります。差がわかりやすいのでそこも見てほしいところです。

つまりイルドン編でマークがいつもより余計にじたばたとリアクションをしているのは、自分の番を思って恥ずかしくなっている&緊張しているからだ、というように解釈できます。悠太を選んだ自分に対して暴れているわけです。

次に悠太の様子を見てみましょう。悠太は表情にはそんなに出ていませんが、たまに視線がスタジオの外に向けられているときがあります。一見集中していないようなこの行動は、簡単に言うと別のことを考えているせいです。
そうです、自分の番のことです。
今動いているメンバー以外皆そうだろうと思いますが、いつかは必ず自分の出番が巡ってくるわけです。考えずにいられませんよね?テイルのターンと流れは同じだろうと予想できますから、じゃあ自分のときはどうしようかな?と想像するでしょう。

目が左を向くのは過去のことを思い返すサインと言われてますので、左を向いてる悠太は自身の中の引き出しから「どんなアピールにしようかな?」とか考えているかもしれません。
と書くと軟派に感じるかもしれませんが、左(特に左上)を向きやすい人は自分の過去や経験からイメージして話すことが多いので、物事の見方が純粋(素直)で嘘が苦手と言われています。ないものをありとすることができないということですね。

青組はゲームであっても振られるのは避けたいでしょうし、悠太は負けず嫌いを自称しているくらいなので自分が選ばれる方法をちゃんと考えるタイプだと思います。こういう時に悠太が道化になるイメージってありませんもんね。
ということでマークとは違う形ですが悠太も真面目にゲームに向き合っているようです。

ちなみにこの悠太の左を向く特徴は皆大好き ‘To You’#3 のジャニ、ジェヒョンへ向けたメッセージで本当にわかりやすく出てきます。マークもその後配信したVLIVEでこの悠太を見て「本心だと感じた」、というような感想を述べてましたが、目のしぐさだけ見ても本心であると読めます。且つ、照れも本物。人間照れると目が下に向きがちなのです。ぜひ目線をチェックしてみてください(笑)

 

3《「来てほしいと思うメンバーは居ますか?」》

マークの番になりました。1でも書いたように先にテヨンが行こうとしていたのを「ヒョンは最後がいいんじゃ?」とマークが引き留めた形です。ここの一言が無ければ現在のマクユは生まれていなかったんではないか、と言えるほど重要な分岐点ですよね。


前に出てきたマークに、「来てほしいと思うメンバーは居ますか?」と司会者から質問が投げかけられます。ここがまた超重要ポイント!

覚えていますでしょうか。
テイルのときは、ドヨンとヘチャンが既に立候補している状態でこの質問があり、テイルはそのまま全員に聞こえる形で名前を挙げています。
そのためテイルはヘチャンを選んだことが知れ渡った状態でゲームを進めることになりました。
これがマークの番では誰を選んだのかを伏せる方式に変更になっていますよね。マークは口頭ではなく、司会者にこっそりとそのメンバーの名前を打ち明けるのみとなりました。

一体マークは誰を選んだのか。それが隠されているところに今回のマクユ編のドキドキが詰まっている
んですね。

マクユに最高のドラマが生まれたのはこの質問のタイミングが変更されたおかげなのです!

4《「来てなくてもいいかなと思うメンバーはいますか?」》

マークが後ろを向いている間に、悠太、ドヨン、ジェヒョン、の三人が立候補しました。すると、司会者から今度は「来てなくてもいいかなと思うメンバーはいるか」と聞かれます。
これがまた最高の演出になってる。特にマクユ編を盛り上げる素晴らしい質問です。

「来てほしいメンバーは?」が先にあるからこそ、「来てなくてもいいメンバーは?」が輝いたのです。ここのタイミングで名前を呼ばれてももう三人は待機場所には戻れないのでかなりの残酷さを生み出す可能性を秘めた質問でしたが、もうね、これはミラクル。ほんっと奇跡だらけのマッチングゲームに感謝。
当たり前ですが、来てなくてもいい相手がもしもガチで居たとするなら口になんて出しはしないでしょう。制作者側も勿論そんなことは把握しているはず。ということは、これはネタとしての質問ということになります。

マークが悪態芸みたいなことをするタイプではないのは周知の事実です。さあどうなるのか?
マークくん天才でしたね。来てなくてもいい人は?と聞かれて「ユタヒョンが……」と言います。驚きと笑いでざわつくスタジオ。ユタヒョンが……で言葉が切れて一度間が開いたのもグッドポイントです。溜めがいい演出になっている。
「ユタヒョンが……来てくれたらとてもびっくりですね」で、締めるマーク。もう一回言うけど天才か。

来なくていいんではなく、来てたらびっくりする人として悠太を挙げる。これはうまい。誰も傷つかない回答です。悠太からすれば、名前を言われてショックだったところで『そういう意味で自分の名前が出されたわけじゃなかったんだ』ということがわかり安堵することができます。マークが見事に下げて上げたということですね。(これ漫画ならいい駆け引きなんだけどマークだから違うな。って思いながら見た)

しかし。なぜここでマークがその答え方をしたのか。少し気になりませんでしたか?
普通に考えれば「来なくていい人なんていませんよ~」が、一番賢いと思うんです(その代わり面白くはないけど)。
必ず一人言わなきゃいけないわけじゃないだろうし。なんてったってマークですから。キャラ的に言えなくても許されそう。なんで来なくてもいいかな?の人に、内容は違うけれど悠太の名前を出したのか。

これについて、 “マークが予防線張った” と表現されてる方を見かけました。その通り。来てほしいのは悠太だと書いたから、ですよね。来てほしい人に悠太って書いたけど、来ていなかったら怖いし恥ずかしいから。

と、思うじゃないですか。 

もう一つ隠れてるんです。怖いこと。
なんだと思います?

実際に悠太が来ていること。です

悠太に来てほしい。って書いた。けど来てなかったら恥ずかしい
悠太に来てほしい。けど来てたら来てたで恥ずかしい
それが怖いから、来なくていいのも悠太さん、というわけです。
ここのマークの予防線がこのあと絶妙な働きをしてくれるのでまた次に進めましょう。

 

5《一瞬の視線からの再度のチラ見マークと振り向かれて後退する悠太》

ここ!注目ポイント! 誰が来てくれたかな?いよいよマークが振り返るシーンです。
参照動画二つ目の2:38を御覧ください。マークの目線を追ってみましょう。(マークのピンショットでは目線がどこに向くのかわかりにくかったので、別ショットで黒目の角度を確認し、視界に誰を捉えているのか確認してます)

座った位置の関係で、マークが一番最初に目にしたのは悠太です。そしてドヨンジェヒョン、かーらーの、悠太に戻ってきます。悠太に戻ってから司会者へ視線が動きます。
一回通り過ぎて悠太に視線が戻っていくというのが、とても可愛い(笑)

勿論その直前に悠太の名前を出していたので、意識するのは当然ではあります。しかしそもそもその名前を出したのだって、その前から悠太に意識が向いていたからです。さっき自分が名前出したのどう思ったかな?のチラ見です。

ここから先を見ていくとマークの視線が何気なく悠太に行く場面がちょくちょく出てくるんですけども、カメラに映っているのを見る限りでは、悠太以外はそんな風に見ないんですよ。恥ずかしさからでしょうが、司会者を見ていることが多いです。
なんで悠太を見るかってそれはもう当然、反応が気になるからですよね。ぜひマークの目線に注目して見てください(笑)

一方悠太ですが、マークが振り返ったとき、一度後ろにぐーんと退がります。さっき名前出されたからね。恥ずかしいですよね。なんか照れちゃうよね。わかる。
マークは悠太を選んだことに照れてる。ってさっき書きましたが、悠太も同じです。可愛がっているとは言え、いつもからかっているマークを選ぶのは恐らく照れくさいですよね。
これが例えばウィンウィンだったら。悠太やウィンウィンだけでなく、他メンバーにも私達にも「悠太だからウィンウィンに行くよね」という納得が生まれます。
その場合ウィンウィンに選ばれなかったとしても、悠太がウィンウィンを選ぶということに対する違和感はないため、振られてしまったという羞恥は軽くて済むわけです。振られるとしても悠太はウィンウィンに行くもんね。と思われるだろうな、と悠太本人もわかるからです。

今でこそ悠太がマークを選ぶのはそりゃそうだろうな。になりますが、この当時ではまだそのイメージはなかったですよね。
マークと悠太にはペアのイメージが無い
それがお互いを照れさせているし、最後がどんでん返しのミラクルに感じられるという。うーん……やっぱりこの企画天才……。

 

6《マークはどうして悠太が来たらびっくりすると言ったのか》

立候補者を確認し終わり、なぜマークを選んだのかの理由を三人は問われて答えます。
すると次に、マークがさっき「ユタヒョンが来たらびっくりします」と言った件について話を振られます。当たり前ですが、司会者はマークが来てほしいのは悠太であると知っているので、ここは絶対聞かなきゃなポイントですよね。え?来てほしいんじゃなかったの?ってなります。

マークは「普段からユタヒョンにいじられていたので、来ることはないと思った」と、だから来ないと思っていた、と答えました。
私達側から見ると悠太がマークを選ぶことにはそこまで違和感はありません。消去法でいってもマークだろうな、って思いました正直。

けどマークにとってはびっくりらしい。
普段いじってくるから来るとは思っていなかった。うん。一見普通の回答です。理解できる。

でもですね……これが面白いことに。もっと後になってマクユ成立後の流れで、「悠太を選んだのはなぜなのか」を話す場面があるのですが。この時、マークは全く同じことを理由として答えているんです。悠太は来ると思わなかったから、彼を選びました。と。

不思議じゃないですか?

選んだ理由→「ユタヒョンはいつも自分をいつもからかってくるから、来るとは
思わなかった。」

来なくていい理由→「ユタヒョンはいつも自分をからかってくるから、来ると思わなかった。来たらびっくりする」

なんかの謎かけか……?と思いますよね。 しかもこの感じ。さっき見ませんでした?

悠太に来てほしいって書いたから、来てなかったら恥ずかしい。

悠太に来てほしいって書いたから、ほんとに来てたら恥ずかしい。

同じなんです。言動だけでは少しわかりにくいですが、読み解いていくとマークは一貫してます。
悠太に来てほしい。悠太に来てほしくない。来ないと思った悠太がいい。来ないだろうから悠太は違う。
リアルにその辺にある状況であれば、「え、なにお前そいつのこと好きなの?」って聞かれるやつです。意識している人の名前をうっかり何度も口にしてしまってからかわれる、っていうのをイメージしてもらえると捉えやすいと思います。
逆もありです。所謂アンチの人ってずーっと自分の嫌いな人について話すじゃないですか。

人を好きになるのに理由は要るかい?っていう有名なセリフがありますけども、その仕組みの話です。
悠太を選んだ理由や来たらびっくりする理由は実はどちらも後付けに過ぎません。

つまりここで言いたいことは、マークにとって今は悠太が全ての基点だ、ということなんです。
悠太に来てほしいと思った時点で、マークの焦点は悠太に向きます。ずっと悠太に意識が向いていたんだなあということが次の項目でよくわかりますので、行ってみましょう。

7《脱落システムで見せられるマークの意思と悠太のガード》

アピールタイムなどを終え、マークは司会者から「脱落する人を一人選びましょうか」と言われます。最後を二択にして盛り立てるためのシステムなんでしょうが、これがまた最高の要素です。
私達はここで思いの外強いマークの意思を知ることになるからです。

一人脱落者を選ぶ。それを誰にするか決めたらいいだけの場面です。が、そうする前にマークはこう言います。

「ありがたい気持ちはあるんですけど、でももう決めてて、その人はここに来てくれました」

いやあ、これやっばくないですか。このゲームで私が個人的に一番ぎゃあああああああああああってなったとこなんですけど。こんな殺し文句ある……?
また恋愛映画や漫画になっちゃうんですけどこれと似たような状況で考えてみましょうか。わかりやすく。

一人の金持ちの青年が、結婚相手を探さなくてはならなくなった。候補は決まっており、その全員が付き合いの長い友人同士である。勿論皆好意を持って交流しているが、結婚を意識したこともない青年は一人選べと言われて困ってしまう。同時に候補者の意思も大事だから、と、日取りを決め、『もしも青年と結婚したいという者が居れば、その日に自ら名乗り出てほしい』と全員に伝えた。結果、当日は三人が青年の前へと進み出た。
三人はなぜ青年と結婚したいと思ったのか、またなぜ自分と青年が結婚するにふさわしいと感じているのかを語った。青年とそれぞれ三人の間には今まで恋愛事情の絡むような付き合いはない。三人も青年と結婚したいと今まで願ったことはなかったが、話しながら今までの自分と青年の関係が思い起こされ、自分を選んでほしいという新たな思いが生まれていく。と、共に緊張感にも襲われていく。
青年は、最終的に独断で一人を選ぶことができた。迷っている様子の青年に、一人ずつ消去法で下がってもらうように提案がされる。すると青年は言った。
「すみません。皆さんの気持ちは本当にありがたいと思っています。けれど……実は初めから私は、お相手を心に決めていたのです」
ざわつく室内。更に青年は続ける。
「そして、その人は今、僕の前へ来てくれています」

どうですか?やばくないですか?
これがほんとに恋愛物ならここが告白シーンになり得るんですよ。ドキドキときめきポイントになるのわかりますよね!
これヒロイン目線の話だったらこのあと自分が選ばれて泣いてるシーンとか出てきます多分。感動して。

初めからあなたに決めてました。ってあのマークの口から出てくるんですよ?
爆弾落ちたくらいの威力あります。メンバーの反応もそれを物語っている。

なんでそんな騒ぐのかって、だってこれ言わなくてもいいことなんですもの。
ここで言わなくてもいいことなのに、胸に秘めていてもいいことなのに、わざわざ、又は思わず言ってしまったんです。
どうしてここでこの発言があったと思います?
先ほどの例え話から考えてみるとわかりますよね。

ずばり。“アピール” です。
誰へのアピールか?
エス悠太への、です。

「最初からあなたに決めてたよ」ということを知ってほしいんです。「来てくれたから選んだんじゃないよ」「あなたと同じで、自分も自分の意思で選んだんだよ」ということを伝えたいわけです。
このタイミングを逃せば説得力が薄くなってしまいます。一人落とす前でなければいけません。
「この人を落とさなくても僕の気持ちは初めからあなたにありましたよ」なんです。

これを言っているとき、マークは三人のほうを見ることはなく司会者の人を見ていますが、これも無意識に秘めた意味があります。
司会者はマークが最初に誰を選んだのかを知っていますよね。逆に言うと、相手が誰なのかを知っていてくれるのは司会者しか居ない。
「そうですよね?僕が選んだ人知ってますよね?」っていう訴えかけなんです。少女漫画等で言うなら、唯一自分の気持ちを知ってくれている親友ポジションが、司会者です(笑)

さて。ではもう一段掘りましょう。

マークはどうしてアピールしたのでしょう?

最初は、これを言えば脱落する人を選ばなくて済むようになるって思ったりしたのかな?と思ったんです。
しかしその理由だとするなら、この主張は大袈裟なんですよ。そうであれば「もう決めているからその人選びたい」とかなんとか言ってみればいいだけなので。
マークは遠回しな言い方をするイメージはありません。言葉になるまでに時間が掛かっても、そのまま伝えるタイプに見受けられます。(言いたいことが迷子になって尻すぼみになるのもよく見ますね……)

とすると。アピールしたのは “嬉しかったから” なのでは?

そう仮定して見てみると辻褄が合うんです。
普段の供給される動画を観ていると、マークがおしゃべりなことはよくわかりますよね。独り言も多いですし、メンバーに「聞いて聞いて」とばかりに話しかけているのも度々見ます。自分のことを話すのに抵抗は無さそうです。
基本的に自分の感じたことは共有したい質ということですね。共有するには主張=アピールが必要です。

マークがここでこの発言をするのが何かの共有を目的としたなら、何を伝えたいのだろうか?と考えます。
このゲームの特徴はペアを作る、という極シンプルなものです。初めに書きました通り、私はこの企画と同じゲームを行ったことがあります。あくまで個人的な意見となりますが、普段と違う状況でお互いが意図を持ってパートナーを選択することで生まれるのは、“奇妙な連帯感” みたいなものでした。吊り橋効果に近いですね。
例えばです。これが前のテイルの時であれば、テイルが背後の候補者を振り返った時点で、ヘチャンとテイルにお互いがお互いを選んだ。という高揚感が生まれるんです。

3の項目で『一体マークは誰を選んだのか。それが隠されているところに今回のマクユ編のドキドキが詰まっているんですね。』と書きました。

それは、マークだけが自分と悠太が両想いなことを知っているからです。

視聴者として最初のドキドキと二回目以降の視聴ではドキドキの仕方が変わりましたよね?ネタバレ状態で見たらまた新たな感動があったと思います。(そんな何回も見てないわって言われたらすまん)
二回目に見ると、マークの視点で楽しむことができます。悠太は自分が選ばれていることを知らないんだ……と思って見たらときめきませんでした?

そのときめきをずっとマークは持っているんですよ!(笑)

だから言いたいんです。悠太に言いたい。でもまだ言えない。
それと同時に、照れくさい。なんてったって恥ずかしい。
その嬉し恥ずかしのテンションが、マークの発言に表れたというように考えることができます。

ここ一番の山場だと思っていたので書いたら長くなってしまって……申し訳ない。でもまだ続きます。

一方の悠太ですね。さっきも言いましたが、悠太はマークが自分を選んだことは知りません。
恐らくですが、多くの方が悠太がマークを選んだことよりも、マークが悠太を選んだことのほうが意外だと感じましたよね?最後にマークが悠太のバラを取ったときの周りの反応からもそれが見えます。字幕もどんでん返しって書いてましたしね(笑)
それって悠太自身もそう思っていたろうな、と思うんです。なんとなくそう思いますよね?でも今回は考察記事なので、ちゃんと実際の悠太からそれが見えるところを確認したいと思います。

今回青組は床での待機状態です。悠太は画面に映っている限りでは胡坐をかいているか体育座りの姿勢が多いのですが、マークが一人脱落させるところでは、腕を後ろについて膝を立てています。一見飽きてきた人の体勢に見えなくもないですね。
悠太は普段の座り方からも背中を丸めた前傾の姿勢が多く見られます。その方がリラックスできるのでしょう。

ではこのときはなぜ後傾しているのか。
怖いからです。
横のジェヒョンのように身体が前傾で丸まるのも不安からと読めるんですけど、後傾の場合はここに “すぐに逃げられるようにしている” が、付け加えられます。

勝ちには行きたい。けれどあったのは小さなアピールタイムだけで確実に効果を感じられるような時間は無かった。
何よりも、マークが最初からその人に決めていたと発言をしました。
悠太に逃げの姿勢をとらせたのは、この発言が結構効いたからでしょうね。どんなアピールも意味はなかった、とわかるからです。
ちなみに今回私がアピールタイムなどを取り上げていないのも、この辺ほぼ意味ないし飛ばそう!と思ったからなんですが(笑)
悠太のこの姿勢から見える怖がりな面はまたこの後よくわかる場面があるのでその時に書いていきます。

 

8《目線交換でのマークの目線》

ここはプチポイントです。ドヨンが脱落して、青組が二人になりました。二人とマークで三秒間の見つめ合いゲームが行われます。
項目5で誰が自分の下に来てくれたのか、振り返って確認するマークの視線の動線を追いました。そのときチラ見するマークのことを書きましたが、ここでもそのチラ見を確認することができるので見てみてほしいです。
司会者に向けてコメントをしながらも視線が悠太にチラチラ戻ります。これも反応を見ようとする心理からです。
あ!ちなみに!これの直前。ドヨンを脱落させたあともチラ見してるので探してみてください(笑)

 

9《悠太「マクヤ、傷つきたくないよ」》

いよいよジェヒョンか悠太、どちらかを運命の相手として選びます。ここがさっき書いていた、悠太の繊細さ具合が垣間見える部分です。

ジェヒョンと悠太が顔を伏せた状態でマークの選択を待っているときに、「マクヤ、傷つきたくないよ」と悠太が言いました。
そこまで拾い上げるような意味はこの言葉自体にはないんですけども。というのも、恐らく悠太自身も軽く言ったつもりだったろうなと感じるんですよね。声音から言ってもガヤ的なものでしょう。

ただ、1の項目で人間は気に留めてない言葉でも耳に入れば意識下に置かれる、みたいなことを書いたのを覚えていますでしょうか。
逆もそういうことなんです。何気なく言った言葉は、自分の無意識の中にずっとあったものだったりします。
悠太は自分でも自分のことを繊細だと言っていますし、メンバーからの印象でも何度もそう書かれてますよね。

「傷つきたくない」というのは傷ついた体験があるから出る言葉であるのは当然として、傷ついたときの感覚や体感が深かった人ほど傷というものに対して身構えるようになります。
自分がもう忘れたようなことでも肉体は記憶してますから、このくらいの攻撃が来るとダメージがこのくらい来るはず、と計算してしまうんですね。
他人からの何気ない一言で傷ついてしまった経験を持つ方も多いと思うのですが、相手にとっての1が違う人にとっては5だったり10だったりして、それは生まれ持った個人の感性なので換えがききません。相手が悪いわけでもない場合、感じた痛みは自分の中で飲み込むしかないことも多くなります。

悠太がどのくらいの敏感さなのかは推し量ることはできませんが、無口でリアクションが少ないときがしばしばありますから、かなり飲み込んできた人なんだろうなと考えられます。感じ方ってコントロールができないんですよね。その感じ方の処理の仕方を自分なりに覚えていくだけになります。

ゲームで振られるのが怖いというより、悠太が持っている感性の話になってしまいましたが(笑)
結果見事マークの愛をゲットできてよかったよ悠太!!

 

10《マクユ成立!ハグのタイミングとハグの仕方》

マークが悠太のバラを引き抜いてカップル成立しました。おめでとうごさいます!
ここは周りの反応からマークが悠太を選んだことの意外性が見えてとても好きなんですよね。ドヨンがわかりやすい。テヨンもリアクションは小さいですが「おお」っていう顔をしてます。
テヨンはマークが最初に誰を選んだのか司会者に教えていたときに「誰を選んだのかわかった」と発言していましたが、ここの反応を見るに恐らく悠太だと思っていなかったんでしょうねえ。

マークはファンサービス的なブロマンス演出に消極的というか無難にやりこなすイメージがありますし、これまでのマークならこの企画は妥当にジェヒョンを選ぶんじゃないかと予想した人が多かったんじゃないかと思います。
ほんとにいじられまくって変な意味じゃなく気になってたんでしょうかね、悠太のこと。とても可愛い(二回目)。

このあと悠太とマークがハグをしてるのですが、今と全然違って初々しいのが可愛くてポイントとして挙げてしまいました。
悠太は今ではぴっとりしっとりって感じでマークを抱き締めてますが、このときはまだ背中ぽんぽん!みたいな。爽やか~。成立してすぐマークのとこ行きそうだけど、この頃は少しタイミング待ってますしね。
マークは前も今もいつもナチュラルですけど最近は悠太のハグの受け止め方に色々バリエーションがあって見ていて楽しいです。相手してあげるか、放っておくか、悠太の尻をドラムにするか(笑)

とにかく照れに耐えて皆よく頑張った!感動した!
マクユおめでとう!!

で終わろうと思ったんですけども一つ書きたいことがありました。
マクユ成立後、参照動画には入っていないのですが、ドヨンが「マークは本当に悠太を選んだんですか?」と司会者に質問します。これナイス!と思って観てたんですよね(笑)
本人が言うよりも、それを知っている第三者が言うことによってより実感するし現実感が増すからです。また、この質問をすることでメンバーから見てもマクユの成立が衝撃的だったことがよくわかります。ほんとに?マークが?っていう。
司会者の方は「本当ですよ。最初にYと書いてました」と答えます。
それを受けてマークは「ユタヒョンが来ると思わなかったから」とまた答えたという流れです。

ドラマのエピローグに相応しいシーンをありがとうドヨン。という気持ちで、今度こそ本編終わります!

ここまで少しでも楽しんでいただけてましたら光栄です。
ありがとうございました!!
 

↓↓↓ 注意:ここからは好きに語るだけですしかも長い ↓↓↓

 

まとめ《余談。と、もしも違う状況だったら?についての個人的な考え》


ここまで読んでくださった方いらっしゃるかわからないけど……本当にありがとうございました。自分でも書き始めはこんな長くなると思っていなかったのでなぞのやり切った感があります。
一応考察としての記事だったので私情を入れないように客観的に見ていったんですけど(ほんとか?)、ここからは自分の考えを思い切り混ぜ込んで好きに書きます。
マクユ成立があまりにドラマしてたもんで、今更?って感じもしたけど語ってみました。今のマクユの関係を見ているとこの初々しいマクユちゃんが貴重に思えて何か残しておかねば!って思ったんですよね。
実はこの週間アイドルを見たのが英雄活動期だったんです。1年くらいN市から離れてて、戻ってきたときにはマクユがもう今のように関係性が変わっていたという。マジで浦島太郎状態。でもアイドル運動会の膝枕マクユが私が最後に見たマクユだったから、自然な流れと言えばそうなのかもしれない。

少し捕捉入れよう。
文中に何回か出てきた、気に留めてないような言葉でも意識下に入るって話についてです。当然っちゃ当然なんだけど、いくら意識の中に入り込むって言ってもそれだけで終わることがほとんどですよね。いちいち昨日誰からなに言われたとか覚えてないし思い出さないのと一緒で、ほっとんどの場合は何もなく過ぎるだけです。
つまりとある一言が効いたということは、その種はもう自分の中にあるっていうことで。それを発芽させるのは自分です。
マークっていう土の中に “悠太ともっと仲良くなりたい” っていう種が存在してて、それにちょろっと水をくれたのが「自分でも気づかなかった運命の人を見つけよう」の言葉なわけです。与えられる少ない水を感じ取って、自分でたくさんお水をあげて、芽を出してあげる。その完璧な流れがこのマクユにありました。

勿論悠太側にもそれはあって、でも悠太の場合マークにぐいぐいいくのって少し抵抗感あったんではないかって思ってるんですよ。個人的になんですけど。
悠太プライド高いって自分でも言ってましたけど、マークは同期で同じ外国出身者で、だけど自分よりも年下でなんてったって別格レベルで事務所に推されてるメンバーです。当然悔しいと思うんですよね。(ちなみに私誰ペンかって言ったらマクペンだけど不公平感とかがめっちゃ苦手なので推しが推されまくってるのもつらいです。ほんとSMふぁっく)
今までの悠太見ると自分と同じ境遇の人に目をかけるっていう特徴があったし、韓国生まれのメンバーとは根本的にどうしても分かり合えないところが出てくるというか。韓国メンにしても逆に悠太達の気持ちはどうしても味わえないわけですしね。ジャニとマークは国籍さえ違うけど韓国系だから、生粋の外国人枠なの?って考えると生粋の日本人の私達から見たら微妙なラインな気がする。
だから恐らく拠り所にもなってたウィンウィンが居なくなったのほんとにでかいなあって思ってました。(更にちなみにだけど私がN市離れたのはウィンが居なくされたからです!SMふぁっく!!
そんな感じで見てたから、マークにご執心の悠太見ると意外なとこ行ったな!ってなります。

マークはマークで誰に対しても接し方がナチュラルですし、特別この人がーっていうイメージ無かったですよね。そんな中でもマークの接し方がレアだ!って初めて感じたのがウィンウィンでしたけど。
私ですね、悠太はマークの好みじゃないと思ってるんですよね。なんでかっていうと、あんまりブロマンス的な空気が無いマークが自分から可愛がっていた(扱いに甘さがある)のがウィンウィン。ジョンウ。ロンジュン。のイメージだったので。
この三人ってなんとなくシルエットが似てませんか?色白でお肌ふわっとしてて体型はすらっと細め。顔が綺麗に整っていて儚くて、声が柔らかい。清純感がありますよね。
マーク可愛いからよく可愛がられるけど性格的には自分が可愛がるほうが自然なんだろうなと思って見てました。

そのマークがですよ。中華風の儚げ美人がタイプであろうマークが。
悠太さんに行くんです。
興奮しません?リアルじゃん?


悠太どう見ても日本人顔だしどっちかと言うと濃いし、オーラ的にも濃いしなんつっても目の圧が凄いし。中華風儚げトリオとはかけ離れてます。
悠太の場合その圧の隙間から儚さとか柔らかさがぶわあっと出てくるっていう絶妙な色っぽさを感じさせる印象。
儚げトリオはどの曲でも綺麗で美しい、って感じが漂うけど、悠太の場合曲によって結構見え方がくっきりと変わるのであれも天性のものなんだろうなと思ってます。そういうのって裏表のある人の魅力なんですよねえ。
悠太は踏み込めば踏み込むほど色んな味が楽しめるスルメタイプだと思うので、マークもじわじわ引っ張られたんじゃないかなって想像してました。

数日前(2020.05.13)に上がった10階メンバーのVlive見るとマークの悠太さんへの扱い?が変わっているのが物凄くわかるので、私の中で伝説のVとして記憶に残したいと思っています。マークの視線が完全に前の関係性では見られないものになっているんですよ。たまらんよね。

ちょっと話が週間アイドルからずれた。

こっからはもしも状況が違ってたら?についての話をしたいと思います。

このマッチングゲームを観た人の感想で多く目にしたのが、「青と赤のメンバーが違ったらどうなっていたか」と、「ここにウィンウィンが居たら」とかでした。
気持ちはわかる。色んなパターンで見てみたいよね!

例えばウィンウィンが居て青組だったら悠太はウィンウィンだろうなと思うし、もし今回と同じくジェヒョンも居たら選ばれるのはジェヒョンかなとか。
マークが赤組だったらジョンウに行ってたんじゃないかなとか、悠太が青だったら誰が来るのか気になるだとか。
妄想は尽きないんだけども、これに関してはちょっと違う視点からのことを言いたいなと思ってました。

宇宙には時間は存在していない。という説知っていますか?量子力学の話です。
簡単に言うと、全ての瞬間、過去も未来もどの瞬間も同時に存在していて、【時間】というものが流れているわけではないって話です。

今回の話で言うと、このゲームにウィンウィンが居る世界も、悠太が青組な世界も、同時に存在してたんです。
どの可能性も全ては平等です。同じ大きさで存在してます。その無数にある可能性の中から、マクユが成立する世界が選ばれた、ということになるんですよ。って書いたらオーディションか?って感じになったけど。

全部可能性はあったけど、マークと悠太がカップル成立する世界が、その時の宇宙にとって(または私達にとって)一番自然だった、ということです。

これをなんと言うか知ってますね。
そう。運命と言います!(笑)

奇跡の連続だった、って最初のほうに書いたんですが、奇跡っていうのはタイミングの話なんです。どのチャンスをどのタイミングで掴むかっていうのが奇跡で、その運の働きのことを運命と言います。

は?なに言ってんの?って感じた方にもこれだけ伝えたかった。
マクユの成立はどの可能性も差し置いての運命だったんだよ、と。
宇宙の采配に乾杯しようぜ。

言いたいことを言えてかなり満足したのでこの辺で終わりにしようと思います。
改めてマーク、悠太おめでとう!!これからも存分に仲良くしてそれをファンにおすそ分けしてくれたら嬉しいな!!!

 

読んでくださった方もありがとうございました♡

JO1・白岩瑠姫くんのお名前について

白岩瑠姫くん好き?

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言うまでもなく好きなんだよね。わかる。

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わかる

 

でも「瑠姫好き!」

って言いにくいなって思った。

 

るきすき。

きが被るんだよ。韻踏んでんじゃないよ。

 

縮めよう。

るきすき→るき。

 

(きす)

 

こうだね。

るきって言った時点で『好き』が内蔵される仕組み天才じゃん。

 

たった二文字に白岩瑠姫くんへの愛情を詰め込めて重苦しくできるんだよ。夢女も歓喜だよね。

今後「るき」って言うときはその重みを忘れずにいたい。

 

瑠姫くんのことみんなそんな感じで想ってるよね?

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違わないよ!!

 

 

 

 

 

JO1・豆原一成くんの身長について

 

豆原一成くん。豆ちゃん。
画面越しの豆ちゃんの身長目測157~160センチ。でも検索したら173センチくらいって出てくる。
え。その15センチくらいどこから来たの……?


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ほら。160センチくらいだよ。そういう顔だよ。

 

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ほら。可愛いもの。160。

 

でもちょっと思って遡ってみた。

 

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このまめちゃんは170センチくらいありそう。

 

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173もアリな気がする。

 

というかデビュー後から応援し始めたから黒い短髪豆ちゃんとデビュー後の豆ちゃんは同じ人だと思わなかった。私の人間の認識の仕方についてしばらく考えちゃったよね。

 

よし、時間を今へ戻してみる。

 

f:id:tohukirin:20200322002542j:image

 

これはいっても165くらい。

(関係ないけどこの3人の並び推す)

 

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多分155センチくらい。

 

瑠姫くんは時空を切り裂けるアイドルらしいけども豆ちゃんは時空を歪ませる?空間を捻じ曲げる波動の使い手かなんかなんじゃないのか。

 

コンセプトに合わせて身長を決める。

身長のみではなく年齢層もスライドさせる。

 

とか?

 

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うーん。160!!!!